フランス個人旅行⑩モレ・シュル・ロワン

6月10日

 きょうはシスレーの町、モレ・シュル・ロワンを

訪ねる。パリから南東に60キロほど行ったところで、

日帰りで十分楽しめるところだ。

 リヨン駅でモレ・シュル・ロワンの最寄りの駅、

MORET VENEUX LES SABLONSに行く電車の

時刻表を探したが、どうしても見つからない

SNCFのオフィスで聞いたら、

「TRANSILIEN」と言われる電車の小さな

時刻表を出してくれた。TERではなくて、

TRANSILIENだったということだった。

 リヨン発9時19分に乗り、10時5分に到着した。

この駅で降りたのは学生のほかは私たちだけ。

駅前には何もなく、駐車場があるだけだ。
画像

画像

 駅前からの道をまっすぐ進んで、
 
モレ・シュル・ロワンの町を目指して歩く。

観光客もいないし、地元の人の姿がちらほら。
画像

 おしゃれな佇まいの家があったり、シスレーの

町らしく、外壁に画家の肖像画を描いたレストラン

があったり……。20分ほどで旧市街地に着く。
画像

画像

画像

画像

 城砦都市なので、かつては20の塔があった

そうだが、いまは2つの門の塔が残っている。

その旧市街入口の塔をくぐる手前の左手に

ツーリズムのオフィスがある。

ここには日本語の散策ルートのパンフレットが

用意されているので、手に入れると便利
画像

画像

 旧市街にはレストランやお土産物屋さん、

シスレーの名のついたギャラリーもあったりして、

この町ではあちこちでシスレーに出会える。
画像
 
画像

 もう1つの塔をくぐると、もうそこには私たちが

見たかった風景が広がっていた
画像

ロワン川にはあのアーチ型のモレ橋がかかっている。

シスレーの作品に描かれている橋だ。
画像

ザーザーと、川の水音が聞こえてくる。

何と水量豊富な流れなんだろう。

水が溢れそうに岸辺ぎりぎりに流れているので、

大雨が降ったら、大変!

川のそばの壁には、過去に川の水が溢れたときの

水の高さが刻まれていた。

それでも、自分たちの歴史ある町を大事にして、

新しくすることもなく、保っている。素晴らしい

 石造りの古い建物、豊かな川の流れ、緑の森を

眺めていると、まさに中世の時代にタイムスリップ

したようだ。きょうは青空ではなくて、曇っている

ので、なおさらそんな感じがする。当時の服装を

身にまとった人々が表れてきそうだ。

とってもいい雰囲気。いつまでも浸っていたいな。

どこの景色を切り取っても、美しい。

シスレーはこの町を気に入り、480枚ほどの

作品を描いたそうだが、納得
画像

画像

画像

画像

画像

 ロワン川の岸辺に行くと、鴨がたくさんいた。

川岸の向こうには石造りの家々が並び、モレ橋が

見え、シスレーの絵そのものだ。

きっとこのあたりにイーゼルを立てたんだろうな。

この川はやがてセーヌ川に合流する。
画像

画像

 ノートル・ダム・ド・モレは12世紀から15世紀にかけて

建てられた教会で、ロマネスク様式とゴシック様式。
画像

画像

 教会の近くにはこの町でいちばん古い家がある。

ここは修道女たちの家で、1638年からSucre d’Orage

という大麦を使ったお菓子を作っていたとか。
画像

 小さな町なので、半日もあれば、見て回れる。

私たちは2時間半ほどの滞在だったが、

人も少なくて、静かな雰囲気で楽しめた。

12時23分発の電車でパリへ戻った。

 そうだ。帰ったら、シスレーの画集を見て、

きょう見た風景と当時の様子を見比べてみよう。


 



 


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック