リヴィエラ海岸を巡る④チンクエテッレへ

6月5日。
 きょうは今回の旅行の最大の楽しみ、1997年に世界遺産に登録された
チンクエテッレを船で巡る。
 イタリア語で「Cinque」は5を意味し「Terre」は土地を意味する。5つの村。
ポルトベーネレを出港し、リオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツア、
モンテロッソを巡る。コルニリアには船が寄らないので、4つの村ということ
になる。ちなみにここ、ポルトベーネレも同じ年に世界遺産に登録。
 空模様はまずまず。風が強いと、船が欠航になることもあるらしいが、
きょうはそれもなく、クルーズ日和になってくれた。
画像

 早めに朝食をとり、8時前にホテルを出発。出港は8時45分なのだが、
混んでいて乗れなかったら困るなと思い、早めに港の桟橋に行った。
並んでいるのかと思いきや、何ということはない。だーれもいない。
チケット売り場も8時30分オープン。いち早く来た私たちに同情してか、
切符売り場の人はチケットを売ってくれた。グラッツエ!
1日乗り放題の船のチケット、1名30ユーロ。これで予定どおり行ける!
画像

画像

 桟橋には船が2隻停泊していて、係の人が掃除をしている。やがて、
船内に案内されて、やれやれ。船は定員350名の規模で、トイレも完備。
私たちはデッキの席に座り、ホッとひと安心。次々に観光客が乗り込んで
きて、賑やかになってきた。
 船から見るポルトベーネレの数々の建物が朝日に輝いている。陸から
とはまた趣きが違って見えるものだ。それにしても美しいな。
デッキにいると、海風が冷たい。でも、外で景色を見ていたい気分。
画像

画像

 30分ほどすると、小さな入江の谷間にカラフルなマッチ箱のような建物が
見えてきた。リオマッジョーレだ。エッ、本当に実在しているんだ!雑誌など
で目にしていたが、目の前に現れると、現実離れした景色に戸惑ってしまう。
画像

画像

 小さな桟橋に船が着くと、ロープをかけ、人が歩くための小さな橋を渡す。
そこを歩いて上陸だ。と言っても、すぐ岩場につくられた急な階段を上らなく
てならない。ワンちゃんを連れた観光客も何組もいた。ワンちゃんも大変そう。
画像

画像

 メインストリートにはレストラン、お土産物屋さんがたくさん並び、
とても賑わっている。レンタルボート屋さんは海のレジャー用品などが
飾って楽しい。村の中心に入ってしまうと、一瞬どこに来たのか、
わからなくなりそうなくらい、都会のような賑わいだ。
かつては「小さなヴェネツィア」とも、呼ばれていたそうだ。
画像

画像

 リオマッジョーレ10時35分発の船に乗り、ヴェルナッツアを目指す。
15分ほどでマナローラに到着。マナローラでは下りずに船から鑑賞。
その後、30分ほどでチンクエテッレでいちばん人気と言われている
ヴェルナッツアへ。5つの村で唯一「イタリアの最も美しい村協会」に
加盟しているそうだ。人口1000人ほどの村に、それを上回る観光客
がやってくるらしい。地元の人はどんな暮らしをしているのだろうか。

 船を下りると、海沿いに教会が目に入った。その近くで海水浴をして
いる人がいる。港の周囲にはレストランのカラフルなパラソルが並び、
観光客を歓迎しているような雰囲気。
 ここも人が多く、見上げると、断崖絶壁にレストランがあったり、
家々がある。よくこんなところに建てたな。へばりついているという表現
のほうがいいようなところもたくさんある。急な斜面に段々のブドウ畑も
広がっている。すごい風景だ。
 私たちは港のレストランは12時オープンだが、オープンすると、すぐに
満席になるほど。ここではラビオリのフィッシュソース添えを白ワインを
飲みながら、味わった。
画像

 
画像

 6月7日にこのヴェルナッツァにホテルを予約してあるので、探してみた。
まあ、何と狭い、くねくねして、急な階段が続いた先に見つけた!
画像

画像

画像

 きょうは身軽だから、大丈夫だけれども、重いラゲージを持って、
本当に来られるのだろうか。不安がよぎる。ポーターは頼めないのかな。
景色のよいホテルなのだが、ここまですごい場所にあるとは思わなかった。
ガイドブックなどには電車の駅から徒歩5分と。どうなってるの?
この村の探検は7日にしよう。

 ヴェルナッツア13時55分発で次の目的地モンテロッソに向かう。
岩場に作られた石の階段で乗客は船が来るのを待たなければならない。
平地ではないのだ。気温も上がってきて、暑い。
 船に乗ると、15分ほどでモンテロッソに到着。船が着く、すぐ近くの岩場
では甲羅干ししている観光客がたくさんいる。海岸沿いの道を歩くのだが、
暑い、暑い!海辺にはオレンジ色と紺色のビーチパラソルが弧を描くように
並んでいて美しい。海の色は真っ青で岩が透き通って見える。
 でも、暑い。海水浴するにはもってこいのよい天気だが、こちらは辛い。
木陰に入ると、スッと海風のせいか涼しいのだが、水分補給を忘れずに
しないと、大変だ。ここの印象は美しい海水浴場といった感じだ。
画像

 帰りは鉄道を使うことも考えていたが、船の旅は気持ちがいいし、
座ったままでいいので、モンテロッソ15時発の船でポルトベーネレに戻る。
同じ景色でも時刻が変わると、また、違った趣があり、またもやシャッターを
切ることになった。

 チンクエテッレの村々はどこも絵になる風景の連続だった。
もちろん電車でも行けるが、やはり船だと、村全体の風景を見られるし、
村々の特徴がわかるような気がする。天候や時間のこともあるけれども、
チンクエテッレ巡りにはぜひ船に乗ることをお勧めする。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック