スイス個人旅行⑨モントルー・シヨン城~ジュネーブ

6月8日
 今日はスイス旅行の最終日。
ひんやりする朝の空気の中、モントルーのプロムナードを
また今日も散策する。毎日この素敵な景色を眺めてきたけど、
今日が見納めだ。忘れられない風景の1コマになった。
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 ホテルをチェックアウトする前にシヨン城へ。
ホテル近くのバス停、8時46分発のバスで向かう。
9時オープンで、シニア10.5CHF。観光客が続々やってくる。
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 シヨン城はアルプスを越えてやってくる東方商人たちに税をかける
関所のような形で9世紀に建てられたそうだ。バイロンの詩にも
謳われている。古城内部も見学できる。
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 シヨン城からすぐの坂道を下ると、レマン湖畔に出られる。
そこからアルプスを背景に、まるでお城がレマン湖に浮いている
ような景色の写真が撮れる。なかなかいいな。
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 バスでモントルーのホテルに戻り、チェックアウトをし、
モントルー11時45分の電車でジュネーブへ。
途中で車窓からモンブランが見えた。
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 ジュネーブの駅にはコインロッカーが設置されているので便利。
中央の階段を下りた右側にある。ラゲージ2個預けて、12CHFだった。
 身軽になって、ジュネーブの街へ。暑くて、何だか人が多い!
アルプスの雪山を眺めたり、レマン湖の大噴水の高さに圧倒されたり、
モンブラン橋の近くで群れている白鳥に驚いたり。
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 モンブラン橋の近くのレストランで食事をした後、旧市街を散策。
ジュネーブ空港に行くまでの時間、レマン湖のほとりにある公園の
ベンチで行き交う人を見ながら、ゆっくり過ごした。
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 ジュネーブ空港20時30分発でパリCDGへ行き、CDG23時25分発の
エールフランス航空で帰国した。
 今回の旅行は天気に恵まれ、1日だけ雨だったが、あとはほとんど快晴。
モントルーに7日間滞在したので、その日の天気や気分によって
行き先を最初の予定から変更できた。とても充実して楽しい旅だった。
 1つだけやりにくかったのは物価が高いことだ。食事にしても、
交通機関にしても。食事がもう少しリーズナブルだと、本当に助かる。
でも、それも観光立国。素晴らしい景観を楽しませてもらえるコストと
思えば、許せちゃうかな。


 

スイス個人旅行⑧モントルー~グリンデルワルト

6月7日
 今日はラヴォー地区のブドウ畑にもう一度行ってみようと
計画していたのだが、朝TVの天気予報を見ていると、
スイス全体がマークになっているではないか。
そんなによい天気なら、アイガーを見に行こうかと、急遽
計画を変更。個人旅行はこういうことができるのが魅力だ。
それでも本当にアイガーが見えるほどの天気になるかわからない。
いま晴れていても、山の天気はどうかな。なかなか決断できない。
 とりあえずモントルーの駅に行こう!駅のホームでも、
行くべきか、諦めるべきか、なかなか決められない。
何しろ往復6時間もかかるのだから、アイガーが見えなかったら、
つまらないしとも思う。
 7時39分発の電車がホームに入ってきた!乗っちゃおう。
マッターホルンも見たかったのだけれども、車内でネットで天気を
調べると、ツェルマットの天気はみぞれと出た。もうマッターホルンは
諦め、天気はどうであれ、グリンデルワルトに行ってみることにした。
 まずVISPで乗り換え、長いトンネルを通り、SPIEZまで行く。
SPIEZで乗り換え、インターラーケン・オストへ。そこから青色と黄色の
登山電車に乗り、35分ほどでグリンデルワルトに行くのだ。
モントルーから片道約3時間の旅になる。
 こういう予定外の行動をとるときにすごく役に立つのが
スイス鉄道のサイト(英語版)だ。出発地と目的地を入力すると、
時刻や乗り換え案内などが示される。個人でスイス旅行をする者には
大変強い味方となる。
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                                VISP駅
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                                SPIEZ駅
 時間的にもうそろそろグリンデルワルトに到着かなと思っていると、
右側の窓越しに巨大な岩山が現れた!アイガーだ!
 電車を降りて、ホームに立つと、本当にすぐそこにアイガーが迫っている。
右側がアイガー北壁。左の稜線がミッテレギ稜。槙有恒が初登頂したこと
で有名だ。こんなに近くに見えるなんて、大感激!
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 アイガーの右側はこんなのどかな風景が広がっている。
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 グリンデルワルトは小さな村で30分もあれば、一周できるほどだ。
駅を出て、右方向にバスターミナルがあり、その近くにある建物の1階に
日本語の観光案内所もあり、日本人にとっては心強い。
村のメインの通りにはレストラン、登山用品のお店、土産物屋が並んでいる。
私たちはアイガーを眺められるレストランの外の席でランチを。
今日の予定を変えて、思い切って来てよかったなという思いで、
帰路についた。
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 モントルーまで戻らずにVeveyで電車を下り、チャップリン・ワールドへ。
駅前から212番のバスに乗り「Chaplin」というバス停で下りれば、
目の前に。入館料はシニアで23CSFと、ちょっと高め。
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 チャップリンが晩年暮らした邸宅がミュージアムになっている
チャップリンの書斎、リビングルーム、食堂などを当時のままの姿で見
ることができる。チャップリン、親交のあったソフィアローレン、アインシュタイン
らの、本物そっくりの蝋人形もすばらしく、楽しい。
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 庭園も広くて、すばらしい。散策できるように道がつくられている。
チャップリンの映画を思い出しながら、巨木が育っている庭を
ゆっくりと散歩するのもいいものだ。
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スイス個人旅行⑦チョコレートトレインに乗る

6月6日
 すごく楽しみにしていたチョコレートトレインに乗る日になった。
天気は雨の予報だが、とてもワクワクする。電車はプルマンカー。
「プルマン」というのは食卓を持つ高級座席車のことらしい。
完全予約制なので、日本で予約済み。予約が取りにくいそうだが、
取れてラッキーだった。
 モントルーの駅に行くと、もう電車は止まっていた。ホームにある
受付デスクで受付を済ませ、首に掛けるカードとチョコレートをもらう。
カードには今日の予定、各地の集合時刻が書かれていた。
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 車内はどんな感じなのかなと期待しつつ、さっそく乗り込む。
私たちは向かい合わせの2人席。柔らかいソファーのシートに木製の
折り畳みテーブル。天井、ドアは木製で、丸いライトがやわらかい光を
放っていた。通路には絨毯が敷かれている。ワアー、いい感じ!
優雅な雰囲気だ。1両に約30人ぐらい乗れそう。これが2両連結
されている。
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 8時44分出発。外は雨が降り出している。残念だけど、しかたない。
窓の外には牧草地に放牧されている牛や、森の中にポツンと屋根が見えたり、
のんびりした風景だが続く。
 発車してしばらくすると、スタッフがワゴンを押し、チョコクロワッサンとホット
チョコレートをサービスしてくれた。この日は朝食を抑え気味にしてきたから、
おいしくいただいた。幸せ!
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 9時半頃、モンボボン駅に到着。ここで皆バスに乗り換えるのだ。
もっと電車に乗っていたかったな。2階建てバス1台でグリュイエールに
向かう。最初の見学場所「ラ・メゾン・デュ・グリュイエール」に
20分ほどで到着。
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 入口で熟成期間の違う、小さなグリュイエールチーズが3つ入った
パックが配られた。日本語のガイダンスを借り、耳に当てながら、見学コース
を進む。歴史やチーズに関することが説明されていたり、昔の道具があったり。
実際にいまチーズをつくっているところをガラス越しに見ることもできる。
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 チーズの熟成庫にはたくさんの丸いチーズが棚に並んでいた。
ショップもあり、チーズフォンデュ用の鍋、キッチン用品、チョコレート、チーズ
などを買うことができる。おしゃれなレストランも併設されている。
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 約1時間後、またバスに乗り、10分ほどでグリュイエール村に移動。
ここでは約2時間半のフリータイム。各自昼食をとったり、買い物を
したりする時間になっている。
 バスを降りてゆるやかな坂道を少し歩くと、村の中心に出る。
雨が強く降っていて傘をさしながら、可愛い村を写真に収めるのに必死。
レストランやお土産屋さんが軒を連ね、小高い丘の先にはグリュイエール城
がある。
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 私たちは「パノラミック」という名前のレストランに入った。
ガラス張りで明るく、眺めのよいレストランだった。もちろんラクレットを注文
すると、何やら鉄製の器具がテーブルに置かれた。これでチーズを溶かす
のだろう。やり方を教わって、チーズが溶けたら、ナイフで取って、
小さなジャガイモやピクルスにからめていただく。
けっこう大きなチーズだったが、完食!白ワインとよく合う。おいしかった。
ずっと食べてみたかったので、本当に感激。
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 食後はグリュイエール城に行ったが、雨が激しくて、景色もぼんやり。
集合時間まで村の中を散策。お土産物屋さんにはカウベルやナイフ類が。
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 13時40分集合なのに、その時間になってもバスが来ない。
雨の中皆で待っていると、10分ほど遅れてバスが到着。
 次はカイエ・ネスレのチョコレート工場に向かう。ブロというところにある
のだが、周りには何もないようなところに突如立派な工場が建っている。
来訪者がすごく多い。次から次へやってくる感じだ。
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 見学コースはまるでテーマパークのアトラクションのようで、歴史がわかる
ようになっていた。ここでも日本語の音声ガイダンスあり。
 最後はたくさんの種類のチョコレートを試食できるようになっている。
たぶん10種類ぐらいはあったのでは。その後はショップに行き、もちろん
チョコレートを購入。そこらじゅうが甘いチョコの香りでいっぱい。
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 1時間半ぐらい楽しんで、バスでモントルーへ戻った。バスから
グリュイエール城がかすんで見えた。
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 雨の1日だったが、楽しいワンデートリップだった。個人でこれだけ
回るのは大変なので、このチョコレートトレインはお勧めだ。
 

スイス個人旅行⑥モントルー~モルジュ~ローザンヌ

6月5日
 今日は遠出をせずに比較的近いところ、ローザンヌとニヨンの
間にある街、Morgesとオードリーへプバーンが晩年暮らした
Tolochenazを楽しむ予定だ。
 モントルー8時47分発の電車でローザンヌに行き、そこで
乗り換え、Morgesまで行った。40分ほど。
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 今日は水曜日なので朝市が開かれているはずなので、まずは
旧市街のほうへ歩き出した。通りの両側に花、野菜、チーズなどを
売るテントが並んでいる。カフェもあり、朝からたくさんの人が
楽しそうにお喋りしている。
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 朝市の通りから、レマン湖の湖畔の道へ出てみる。
アッ、白鳥の親子だ!のんびりと泳いでいる、可愛い姿に遭遇。
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 しばらく行くと、モルジュ城が見えてきた。お城の前は
ヨットハーバーになっている。
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 モルジュ城はいまは軍事博物館となっている。庭には噴水があり、
花々が咲いていた。この城の前に観光案内所があったので、
マップをもらった。
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 このモルジュ城の裏手にある公園では毎年チューリップ
フェスティバルが行われ、たくさんの種類のチューリップが
咲きそろうようだ。ちょっと時期が遅かった!でも、この公園は緑が多く、
中でも巨木が目立ち、憩いの場所となっているようだ。
湖畔沿いには遊歩道があり、レマン湖を見ながら、
心地よいウオーキングが楽しめそうだ。
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 私たちは駅方面に戻り、702番のバスでへプバーンのお墓参りへ。
「Portail」という停留所で下りる。墓地はTolochenazの丘にあるのだ。
駅から10分弱で到着。
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 来た道路を少し戻ってガード下を進むと、前方にピンクの塀の墓地が
あらわれる。門を開けて入りると、右手にへプバーンのお墓があった。
十字架にはレイが掛けられ、花々に囲まれていた。そっと手を合わせた。
 緑の麦の穂がさわやかな風に揺れ、畑がどこまでも続き、のどかで
ゆったりと時間が流れているような、ホッとするようなところだった。
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 また、バスでMorgesの駅に戻り、ローザンヌへ。
 ローザンヌの駅前はいま行ってきたところとは違い、大都会。
駅前ではここも市が開かれていた。かなり気温が高く、暑い。人も多い。
ローザンヌは坂道が多く、道が入り組んでわかりにくい。
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 まずは旧市街の高台に建つローザンヌ大聖堂へ。
スイスでいちばん美しい大聖堂と言われているそうだ。
早速急階段が続く。階段を上りつめると、次は屋根のついた木の階段を上る。
正面にゴシック様式の巨大な大聖堂が堂々と建っている。
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 大聖堂に行く前にまず展望台へ。階段を上がりきったところから
右手のほうに進むと、展望台に出る。レマン湖、アルプス、ローザンヌの
街並みが一望できる。
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 大聖堂の中に入ると、荘厳な感じ。立派なゴシック様式の柱、
光に照らされて美しいステンドグラスがを見ることができる。
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 少し歩くと、サン・メール城が見えてくる。いまは州庁舎になっているそうだ。
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 下り坂を歩いてローザンヌ駅に戻った。
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スイス個人旅行⑤モントルー~シャモニー・モンブラン

6月4日
 今日も天気はよさそうだし、予定通りシャモニー・モンブランへ。
モントルー発8時12分の電車でMartignyへ。そこからモンブラン・エキスプレス
に乗り、Vallorcineで乗り換え、Chamonix Mont-Blancへ行く予定だった。
 ところが、Martigny駅で「シャモニーに行くにはバスターミナルへ」と言われ、
すごく慌てた。電車に乗り換えるはずが、バスだとは!どういうこと?
予期せぬ出来事で、大慌てでバスターミナルを探す。どこかな?
発車時刻が迫っている。人に聞いて、やっと見つかり、走る、走る。
バスターミナルの場所を知っていれば、そう慌てないのだが、
何しろ初めての場所だから無理。焦った!
 バスに乗り込むと、ほぼ満席状態。キョロキョロしていると、近くの人が
補助席を倒せば座れると教えくれて、やっと座席を確保できた。やれやれ。
私たちが最後の乗客だったようだ。
 間もなくバスは発車。なぜバスに変更になったのかわからないまま。
だけど、しかたない。従うしかないもの。バスは急坂をものすごいスピードで
力強くグングン上がっていく。電車だったら見えなかっただろう景色が目に
飛び込んでくる。だけど、すごいスピード!道も空いている。
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 しばらくすると、シャモニーに行く人はここで降りるようにアナウンスが
あったらしい。フランス語のアナウンスではわからない。
数人がそこで降り始めた。私たちは運転手に「シャモニー?」って聞いたら、
そうだというように指をさし、駅のホームへ案内してくれ、
数分で電車が来ると、英語で言っていた。そこはLe Chatelardという駅だった。
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 少しすると、電車がやってきた。不安に思いつつ、皆それに乗った。
ところが、その電車はVallorcineが終点でまた下された。
そこでChamonix Mont-Blanc行きのモンブラン・エクスプレスを待った。
ここからはフランスの管轄。フランスのSNCFの車両が来て、無事乗車。
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 これで安心して、外の景色を楽しみながら、Chamonix Mont-Blancへ
行けそうだ。車内は窓が大きく、山々がよく見える。緑の草原の向こうに
雪山。山小屋のような駅舎。絶景の連続ですごく楽しい。
30分ちょっとで到着した。
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 Chamonix Mont-Blancの駅舎が素敵だ。後方には雪山が輝いている。
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 私たちはまずモンタンヴェール展望台へ。
駅を出て、右方向にある鉄橋を渡ると、登山電車の駅がある。
その前には昔活躍した蒸気機関車が飾られていた。
赤い登山電車は木製の座席。シャモニーの街を眼下に見ながら、
針葉樹の中をグングン上っていく。約30分で到着だ。
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 青空が広がって、爽やかに空気に包まれる。全然寒くなくて、よかった。
標高1910mのテラスに立つと、正面にそびえ立つグランド・ジョラスの
岩峰が目に飛び込んでくる。すぐ足元にはメールドグラス氷河が蛇行して、
その姿を見せている。
 何という景色だ。自分がこんなところにいるのが信じられないくらい。
絶景の連続!氷河はもっと真白なのかと思っていたが、灰色を帯びていた。
 そしてこんな高い場所にレストランがある。私たちはここ山の景色に
浸りながら、サンドイッチとコーヒーを味わった。
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モンタンヴェールから戻って、シャモニーの街歩きを楽しんだ。
ところが、すごく暑い、暑い!何と33度もある。異常気象なのかな?
アルピニストの登山基地でもあるので、登山用品のお店やレストラン、
お土産物屋さんが並んでいる。アルプスの雪解け水が音を立てて
流れていた。どの角度で見ても、絵になる風景ばかりだった。
 モンブランの山の姿をしっかり見たかったら、シャモニーから、
ロープウェイでプレヴァン展望台に行くといいらしいが、6月9日からの
運行でいまは動いていないので諦めた。残念。
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 帰りはバスに乗り換えることなく、モンブラン・エキスプレスで
帰って来られた。登山電車は崖が切り立ったキワキワの急坂を下りていく。
さすがカーブのところはゆっくりと走っている。崖崩れでも起きたら、
線路はすぐに流されそう。怖い!
こんなところにまで鉄道を敷いたこと自体に感心する。だからこそ、
いま大勢の観光客がスイスに押し寄せているのだろう。




スイス個人旅行④モントルー~エヴィアン

6月3日
 今日はスイスからフランスへ渡る。ミネラルウオーターで有名な
エヴィアンへ。
モントルー8時20分発の電車でまずローザンヌへ。ローザンヌで
メトロに乗り換え、船着き場のあるウーシーへ。
メトロのローザンヌ・ガレ駅、何とホームが平らでなく、傾斜があり、
立っていると、平衡感覚がおかしくなる。
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 港には何艇かの船が停泊している。私たちはあの蒸気船のような
船に乗れるのかな、それとも青と白の船かな?
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 9時25分発の船は蒸気船ではなかった。船内には1等客室と
2等客室がある。私たちは2等。2等船室内にはテーブルがあって、
ゆったりとくつろげる。
船尾のデッキに出ると、ローザンヌの街が遠くに見え、どんどん
離れていく。風が強く当たるが、心地よい。
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 やがて、前方にエヴィアンの街が見えてくる。
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 ローザンヌから35分ほどでエヴィアンに到着。
街にはこんな風景が。
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 エヴィアンにはフニクラという無料の登山電車がある。
ここが駅の入口。レトロな感じで、この先に乗り場がある。
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 可愛い電車で、車両の前に大きな木箱が連結されている。
これはベビーカーや自転車を乗せるため。この気遣いすごいな。
とりあえず終点まで行ってみる。
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 終点の駅から、そのあたりをぶらぶら散策。立派な造りの家ばかり。
テニスコートがあったり、白馬がいたり、素敵なたたずまいのホテルが
あったり、ちょっとした別荘エリアみたい。
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 次はエヴィアンの水が湧いているカシャの泉を目指す。
ガイドブックには道路に埋め込まれている、エヴィアンのしずくを
たどれば行けるとは書いてあるのだが、しずくの示す方向がわからず、
行ったり来たり。
 ついに見つけた!空ボトルを手に数人並んでいる。
タイルで装飾された壁面から水が流れている。地元の人だろうか。
何本もの大きな瓶に水を入れている人もいる。
私も空のボトルを用意していたので入れて、飲んでみる。おいしい。
スイスの街中では500ccのエヴィアンが400円近くしているのに、
ここは水源地だけあって無料、飲み放題だ。
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 ここだけでなく、街中にはこんな素敵な水飲み場も。
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 また登山電車で戻り、レマン湖の見えるレストランでランチをして、
船でローザンヌに戻った。
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スイス個人旅行③モントルー~ラヴォー地区~レ・プレイヤード

 6月3日
 今朝も晴れわたって気持ちがいい。
さすが観光地、朝早くから清掃車が音を立てて、プロムナードを
清掃している。朝6時すぎにホテル近くのパン屋さんに行く。
焼きたてクロワッサンとレザンを買い、コーヒーを沸かして、
テラスのテーブルでレマン湖を眺めながらの朝食。最高!
 さわやか空気が流れ、レマン湖には白鳥が静かに泳ぎ、
鳥の鳴き声も聞こえてくる。非日常感がいい。
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 今日は世界遺産のブドウ畑のあるラヴォー地区へ。
モントルーとローザンヌの間に広がる丘陵地帯で、1000年以上
前から、修道士たちが斜面を開拓し、石垣を築き、ブドウを栽培
していたそうだ。そのブドウ畑を訪ねるのだ
 モントルー8時56分発の電車でヴヴェイへ。ヴヴェイで乗り換え、
9時半前にシェーブルへ到着。ここからブドウ畑をウオーキングだ。
高台にあるシェーブルの駅舎はピンク色の壁で、絵本に出てくる
ような可愛い佇まい。こういうのを見ると、すごく楽しくなる。
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 このあたりの家は皆しゃれた造りで、庭もよく手入れされていて、
美しい。ブドウ農家なのだろうか。あちこちにワイナリーもある。
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 足元からレマン湖に向かっての斜面はブドウ畑だらけ。何しろ
急な斜面にその地面の傾きに沿って、びっしりとブドウが植えら
れている。日本の段々畑とはちょっと違うかな。さぞ作業が大変
だろうなと想像する。畑の中には機械は入れないだろうし、皆
手作業なのだろう。ブドウ畑はレマン湖の湖畔まで迫っている。
 ブドウ畑の中に小さな村が点在し、キラキラ輝くレマン湖の向こう
には2000m級の山々。私たち以外にだれもいない。
この景色をひとり占めできた贅沢な時間。
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 リヴァ村にはビジターセンター「ラヴォー・ヴィノラマ」があり、
ワインの試飲ができる。私たちは外のパラソルの下で試飲した。
ラヴォー地区でつくられた3種類の白ワインをテイスティング。
ブドウ畑を見ながら、地元のワイン飲めるなんて、幸せ!
ブドウ畑の中を歩いてきたせいもあって、とってもおいしい。
スタッフが地図で産地を説明してくれ、3種類のワインの特徴も
教えてくれた。
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 近くのリヴァ駅から、一駅先のサン・サフォランに行く。駅から
急な坂道を上がると、村の中心あたりに着く。
 「オーベルジュ・ロンド」でスイス料理のランチをいただく。
人気のレストランだが、まだ人はあまりいなかった。赤いテーブル
クロスの上にはワイングラスが並べられ、部屋のつくりもおしゃれ。
そこで絶品の魚料理と地元の白ワインを味わった。
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 サン・サフォラン駅からヴヴェイ駅に戻った。午後はレ・プレイヤードへ。
ヴヴェイ駅からMOBの登山電車で40分ほどのところ。
ここでの楽しみは「5月の雪」と呼ばれる、ナルシスの花を見ることだ。
ちょっと時期が遅いかなと思いつつも、大いに期待して向かった。
電車を下り、坂をちょっと上ると、草原があらわれ、ナルシスが咲いていた。
群生していると、雪が降ったように見える。水仙の花のような形で、
ゆらゆら風に揺れている。顔を近づけると、甘い香りがした。
この丘からは針葉樹林の向こうにアルプスの山々を見ることができた。
パラグライダーを楽しんでいる姿も青空の中に見えた。楽しそう!
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 15時40分の登山電車でヴヴェイに戻り、乗り換えてモントルーへ。

スイス個人旅行②モントルー~ロッシェ・ド・ネ展望台

6月1日
 今日はニヨンから、7連泊するモントルーへ移動。
ニヨン発8時44分発の電車に乗り、50分ほどでモントルーに到着。
ホテルまで歩き、荷物を預け、ロッシェ・ド・ネ展望台へ向かうのだが、
その前にレマン湖畔を少しだけ散策。
 湖畔には色とりどりの花々が美しく飾られ、湖の向こうには雪を
まとったアルプスの山々が望める。どの角度で見ても、どこも素晴らしい
景色。思わず「ワアー、きれーい」と言ってしまっている。
モントルーはジャズフェスティバルでも有名で、7月のフェスティバルの
準備もあちこちでされている。花壇のフェンスには音符が並び、
あちらこちらにアート作品があって、楽しいプロムナードだ。
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 ロッシェ・ド・ネ展望台に向け、モントルー発10時17分の登山電車に
乗り込む。急勾配を上る電車の窓からはレマン湖とモントルーの町が
どんどん小さくなっていく。
 しばらくすると、そそり立つ岩山が眼前にあらわれた。次々に変わる
景色に目が釘付け。皆カメラ片手に右を向いたり、左を見たり、忙しい。 
やがてあたり一面の岩肌に真っ白な雪。輝いてまぶしい!
50分ほどで展望台に到着した。
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 展望台は標高2030m。さぞ寒いんだろうなと予想していたが、
風もなく、寒くもなく、快適な気温だ。電車の乗り換えもなしに
座ったままこんな高いところに来て、こんな絶景を楽しめるなんて、
本当に素晴らしい!スイスの鉄道のすごさをしみじみと感じる。
いままで見たことのない絶景がずっと連なっている。
テラスには青いパラソル、真白なデッキチェアーが並べられ、
ゆったりと絶景を楽しめる。本当に贅沢な時間を味わえた。
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 私たちは絶景を楽しめるレストランでサンドイッチ、サラダ、
白ワインのランチを。澄み切った青空に映える雪山の姿を見ながら
の食事は最高だ。

 展望台発12時10分発の電車に乗ろうと待っていたら「トラブルが発生
したので、この電車は運休」というアナウンス。次の13時11分発に乗る
ことになった。ところが、出発時刻になっても電車が来ない。本当に来るの
かしら。ホームから電車が上がってくるのが見えるので、皆今か今かと
待っていた。定刻を15分過ぎた頃に雪の中を力強く上ってくる電車の姿
が見え、ひと安心。頼りになるのは鉄道だけなのだから。
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 無事モントルーに到着。モントルーに戻ると、暑い!
30度ぐらいあるのではないか思う。いままで山の心地よい空気の中に
いたから、余計にそう感じるのかな。でも、暑い。
スイス=涼しいという思いを変えなくては。

スイス個人旅行①イヴォワール

 夫婦2人で11日間スイスを旅してきました。
事前に8日間有効のスイストラベルパスを購入。それとWi-Fiの
ルーターを借りることにし、ネットで注文し、成田空港で受け取った。
スイス11日間で約6000円。iPhoneとiPadの2台で使用し、
とても便利だった。
 5月30日に成田空港からジュネーブへ向け出発。パリCDGで
ジュネーブ行きに乗り継ぎ、1時間ほどで到着。
それからの移動は大変なので、空港からカルナヴァン駅まで無料
の電車(Unireso)に乗り、そのままジュネーブに1泊。
 ジュネーブの駅にはスロープが設置されていて、重いラゲージ
を運ぶ旅行者にはとても助かる。階段のみだと、本当に辛い。
スロープだと、自転車でも、車椅子でも、助かるのだ。
人に対しての優しさを感じた。ホームの掲示板には次に出発する
車両の1等、2等の位置がわかるようになっているし、発車時刻が
近づくと、アナウンスが流れる。フランスではこの案内がなかった
ので、大変な思いをしたこともある。
 翌日、5月31日電車でニヨンに向かった。宿泊するホテルに
荷物を預け、行動開始だ。今日はフランスのイヴォワールへ。
ニヨンの船着き場まで歩いて行く途中、ある眺めのよい公園に
出た。地元の人が指をさし「あれがモンブランよ」と教えてくれた。
レマン湖の向こうに真白なモンブランが見えた!輝いていて、
美しい。旅のスタートに憧れのモンブランが見えて、何かいい予感。
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 9時55分発のイヴォワール行きの船に乗る。
船の前方にはフランスの国旗、後方にスイスの国旗が掲げられて
いる。きょうはスイスは祭日なのかしら。子供連れのファミリーが
多いし、犬を連れた人もいて、賑やかだ。レマン湖の透き通る
ブルーが本当に美しい!20分ほどでイヴォワールに到着した。
 船着き場には赤いゼラニウムがきれいに飾られ、私たちを歓迎して
いるようで嬉しい。スイスからフランスへ入ったのだが、
何のチェックもない。国境を超えるのに。何か不思議。
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 船着き場からはすぐそこにイヴォワール城が見える。17世紀以降、
イヴォワール男爵の居城になり、今もその子孫が住んでいるそうだ。
レマン湖と古城とアルプスの山々。絵になる景色!。
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 イヴォワールは、4つ花レベルの「美しい花の村」だけあって、
村じゅうに花が飾られている。レストランや土産物屋さんでは
ディスプレーや看板に工夫がされている。のんびり歩いているだけで
とっても楽しいところだ。人口が500人ほどだが、年間60万人ほどの
観光客がやってくるらしい。絶対お勧め!
小さな村なので10分ほどで端から端まで歩けるようだ。
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 私たちはピザとグリーンサラダ、白ワインでランチをとった後、
13時25分発の船でニヨンに戻った。ニヨンの船着き場にはこれから
イヴォワールに行く人たちの長い列ができていた。

 日没近い、夜9時すぎにニヨン城に行き、そこのテラスから夕日に
染まるモンブランを見た。ピンク色に輝くモンブランは本当に美しかった。
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